2011年9月25日日曜日

梨本塾に行ってきた。(2011年9月)

(これは9月のレポートです。10月レポートはもう少し待つがよろし。)

スポーツの秋到来でしょうか?今月の梨塾は参加者が30人以上殺到し、本当に久しぶりの4クラス開催になりました。自分は?と言えば、9月は筑波ばっかり(TTも含めて)4日も走ってました。(塾の前日も筑波だったし、、、。)というわけで、トミンは先月の塾以来1ヶ月ぶりになります。(これは苦戦するのだろうか???)とか思っていたら、、、

□フリー走行一本目

本当に苦戦しました。以前にも筑波→トミンで苦しんだ記憶が有る(筑波に比べるとトミンは相当忙しい!)ので用心したつもりだったのに、、、。アイドリングを下げはしたもののサス設定は筑波練習そのままでした。そこらへんも原因かな?と思い、フロントのイニシャルを1/2回転締め、リアのイニシャルは2クリック抜いてみたら多少はマシになりました。それでも、先月の梨塾で得られたような好感触は戻りません。あれこれ試行錯誤しながらも手ごたえを取り戻せずに一本目は終了してしまいました。(フリー20分は短い!)

塾長に話を聞いてみると「体が使えていない!」とのコメント、あと、社長からは「アクションがワンテンポ遅い(筑波帰りでしばしば見られる)。で、先月の方が良かった!などと核心を付くコメントを言われてしまいました、、、。どうしよう?

□フリー走行二本目

継続して慣熟を続けます。ブレーキリリース時のフロントの落ち着き具合が気に入らなかったので伸びを1クリック締めてみたら良い感じになりました。でもタイムはイマイチで、それなりに頑張ってるつもりなのに28秒フラットしか出なくて、最後に本気で頑張って27秒6を出したのが精一杯でした。自分でも判るぐらい侵入でハンドルを押さえてしまっています。何故?
結局、イマイチな感触を拭えないまま午前中が終わってしまいました。

□フリー走行 ~ K-RUN予選

予選は失敗しました。フリー走行中、最悪ではなかったものの詰まった車間が何となく気になったので一旦ピットスルーする事にしました。「一番空いている所はドコかな??」と見渡した所、社長やH見さんの前が一番空いていました。少々迷いました。後で何か言われるかも?)とか思いつつも(実際言われた!(笑))セオリー通り一番広いスペースにコースインしました。で、タイムアタック開始。
しかし!ペースを上げようと努力するもタイムは27秒9止まり。(これはまずい!)と焦りながらもどうする事もできませんでした、、、。で、予選結果は8位でした。嗚呼サードロー、、、。
予選風景。社長と二人でランデブー(笑) (写真:梨本塾)

□K-RUN Aクラス 決勝

スタートで頑張れば、もう少し前にいけるはずだ、、、と目論見ながらも、地味~なスタートしか出来ず(泣)、右側のE本さんのCBR1000RRにはスルーっと前に行かれてしまい、後ろから付いていく形(7位)で1コーナー侵入しました。
スタートで失敗したのならば自分で抜くしかない!と頑張るも中々巧くいきません。1周目の左コーナーの奇襲は失敗。その後もチャンスを窺うものの、、、。1コーナーでのパスは非常に困難です。ストレートスピードで完全に負けてるので突っ込める訳もありません。帝王までに差をつめることは難しく、左がチャンスとなるのですが、インを刺す程の間合いに追い込めません。E本さんは最終立ち上がりでアウトにはらむ時が多々あるのでイン側に頭をねじ込もうと頑張るも中々巧くいきません。結局の所、左で刺すために1コーナーから帝王立ち上がりまでの区間でキッチリ差を詰めなきゃ駄目だね!という結論に至ったのですが、中々狙い通りに行きません。
途中、攻めあぐねて差が開きましたが、まだまだ!と頑張って終盤には再び後ろに付けることが出来ました。とにかく頑張るしかない!
必死で追いかける私。後ろにAB沼さんが居ることはレース中は気付いていませんでした、、、。(写真:梨本塾)
最終コーナーの私。相変わらず頭がリーンウィズです!後ろにAB沼さん(以下省略) (写真撮影:みっち~さん)

ボードを見ると残り周回は周。もう、残りが少ないです。さぁ、どうする??で、頑張って走っていたら残り“”周のボードが見えました。(まずい!ファイナルラップか?)最後の力を振り絞って頑張ったもののE本さんを抜くことが出来ずにコントロールラインを通過、、、。

「あ~!!抜けなかった~!」とヘルメットの中で叫びつつ、ブレーキで強めに減速しながら1コーナーを曲がっていたら、その後の切り返しでAB沼さんのGSXRにズバン!と抜かされました。

「駄目だな~、AB沼さん!チェッカー後は追い越し禁止だよ!」

とか思いつつ、ふと視線を左コーナーの方に向けてみると、、、そこに居る筈の上位ゴール者が誰も待っていません、、、。

(????もしかして、、、、やってしまった????)

頭の中は混乱してました。そういえば、コントロールライン通過時はE本さんのケツを凝視してたのでチェッカフラッグを見ていません。でも、見えていなかっただけかもしれないし、、、(ダブルチェッカーはイヤだな~~)とか思いながら最終コーナーを曲がってみると、、、

塾長がチェッカーフラッグを持ってこっちを見てました、、、。

(うわぁ、本当にやってしまった!!!)

恥ずかしい思いをしながらチェッカー。結局8位でした、、、。

種明かしをすると、私が「残り1周」のボードを見たのは紛れも無い事実。ただ、そのボードは私達の後ろで白熱の1,2位争いをしていたトップに向けてのボードだった、という事です。レース中「残り3周」のボードを見た記憶は有ります。「2」が抜けていることに気付かないくらい自分も熱くなっていたという事ですね。AB沼さん(私がペースダウンした事に驚いたらしい)に追突されなかった事は幸いでした。次からは気をつけます、、、。


http://youtu.be/66z7Y1DKfms?hd=1

□フリー走行四本目

走りました。でも当然タイムは伸びず。

こりゃまたジックリ練習しないと駄目ですね(泣)。

帰り道の風景。「バカヤロー」と叫ぶにはうってつけの綺麗な夕日。

私の撮影した写真は梨塾レポからリンクされています。

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間: 3時間15分

2011年9月17日土曜日

筑波2000練習(CBR600RR)×2

(BLOGネタが溜まってきて苦しくなってきたので、少々手を抜きます。あしからず。)

1日目 9月17日(土)

□ 一本目:B3


残念なタイムに終わりました。


http://youtu.be/vH-TDK-WQ8c?hd=1
私と同じくTTあがりのさむ。さんを追走。見所はレーステンションの抜けた2人の走りでなく、綺麗な空です。2ヘア方向の眺めが何とも幻想的!


http://youtu.be/d6W84B8m1uA?hd=1
目の前を走るバイクのチェーンが切れて驚きました、、、。

□ 二本目:B5

サスを変えたら、かえってタイムが落ちました。

↑の動画にも映ってますが、とても不思議な空模様の日でした。季節の変わり目?
筑波Aパドックからの風景。
筑波~R294の風景。
首都高湾岸線を西に向かって走行中の風景。

2日目 9月24日(土)

□ 一本目:B2

全然だめでした。

□ 二本目:B3

頑張りましたが6秒を切れませんでした。

(諸般の事情で走ることが出来なかった)新沼健二さんに沢山写真を撮ってもらいました。ありがとうございます!!



せっせと2週連続で走りこんで、得られた物といえば、「何故、レーステンションが掛かると、自分は5秒で走れたのか?」の種明かし的理解が殆どで、即4秒に繋げる事は出来ませんでした。あと、サスセットもこれから苦戦しそう、、、。
長らく苦戦していた新ブーツシフトアップ問題は一応解決しました。シフトリンクを短めに調整したらスコスコ入るようになりました。恐らくはブーツの甲の厚さが厚くなっていたのでしょう。

24日の写真は↓ココに有りますよ。(って、もう知ってるよね。)
筑波サーキット 2011年9月24日
ディアブロスーパーコルサ(SC1/SC2)積算走行時間: 2時間00分

2011年9月10日土曜日

筑波ツーリストトロフィ in Septemberに参戦

色々有りましたが、TT本番です。
今回で4回目のチャレンジになります。今年の前半は参戦できなかったので、先回の参加からは丸一年経ってしまいました、、、。けど、その間に自分のタイムも伸びたので今回は良い勝負が出来るかもしれません。NMクラスは6月TTで大半のライダーが卒業したため今回のレベルは6月よりかは下がる事が予想されます。当初の目論見では事前練習でベストを4秒台に入れて表彰台狙いのレースをするつもりでした。しかしながら、まぁ、色々有って、4秒台には未だ辿り着けていないので今回の目標はシングルフィニッシュあたりでしょうか?

実は雨が物凄く心配でした。過去に嫌な思い出があるので、もう繰り返したくありません。どうしよう?と考えた結果、今回はレインタイヤを事前に準備しました。といっても新品タイヤでなく、某ネットオークションでミシュラン製中古レインタイヤ(溝は十分あって、ヒゲも残っているけど、製造後4年は経ってる。)を入手し本番に備えました。このように準備万端で望むと、えてして肩透かしを食らうのがこの世の常ですが、今回もそうなりました(ていうかそうなる事を狙ってました。狙い的中!)。微妙な天気予報は晴れ予報に変わりました。(でも、お守りでレインタイヤはアクティに積んで筑波に向かいました。)

体制は万全です。ピットクルーはおんど さんとのりぞう さんにお願いしました。(当初、JUN1さんにも手伝ってもらえる予定だったのですが都合で参戦できず。また、お世話になります。)テントスペースは、さむ。 さん 白狼さんと3人で借りました。
今回は特別に、以前にライコランドで処分価格で売りに出ていた芳賀メットを使う事にしました!
「チェーンの張りが強すぎるのではないの?」という事で調整してもらってる乃図。多謝!(撮影:みっち~ さん)
車検前風景。誤報?で早めに出発してしまったので少々待ちました。(撮影:みっち~ さん)

車検は特に問題なくパス。と行きたかったのですが、ラジエターホースが曲がってエンジンに触れて溶ける危険性が指摘されました。でも、乗り始めてから今までそんなトラブルは一切無かったので、ホースに異常が無い事を確認して対応完了です。

その後、マシンの暖気を済ませて、予選に向けて準備を進めます。今回の予選の作戦は「出来るだけ早い順番でコースインする。可能ならば4秒台ライダーを目の前に配置して、それを目標に頑張る!」というものです。初参加の多い予選、時間が10分しかない予選で遅い集団に巻き込まれると満足にタイムアタックもできずに予選を終えるリスクが有ります。私はどちらかといえば後からゆっくり出発するする方が好みなのですが、今回それは危険な気がしました。作戦を おんど さんと のりぞう さんに告げて準備を進めました。私が準備運動や着替えを済ませる間、バイク準備は一切クルー対応で進めて貰えました。こういう時、経験豊富なピットクルーは本当に助かります!
テントにて準備を済ませて、よし行くぞ!とコースインゲートの方へ歩いていくとビックリ!何と、私のマシンが最前列で待機しています!しかも、その隣には(諸般の事情で苦難の道を突き進んでいた)ろくあ~る さん(ベストタイム4秒フラット)の6Rが!完璧です!感動しました!テンションが一気に高まりました!
予選開始待ち風景。優秀なピットクルー2人と感無量のライダー乃図(撮影:みっち~さん)

で、予選開始です。



レーステンションはバッチリ掛かっていたようです。走り始めの数周、自分ではウォームアップのつもりでいて、自己採点で7秒台の走りかな?とか思っていたのにボードを見ると6秒中盤のタイムが出ていました。なので折角のテンションを無駄にしないよう集中して周回を重ねました。得られたクリアラップは4周前後。8周しか出来ない予選では恵まれた方だったかもしれません。結局タイムは1分5秒78027台中12位の成績でした。
まぁ、直前の練習がグダグダであった事を考えれば、上出来な結果でしょう。でも、4秒にはやっぱり届かなく、ベスト(5秒52)更新も出来なかったのは少々残念でした。

MCコーナーを立ち上がる私。ヘルメットの41番とカウルの41番がマッチして不思議な感じ。
1ヘアを立ち上がる私。ヘルメットの41番と、、、(以下省略)。

決勝までにはかなり時間が有ったので食堂で昼食を済ませました。過去の経験から、予選終了から決勝までの待ち時間は相当なストレスに襲われる(でも、直前になってリラックス)のですが、今回はそんなにイライラしませんでした。なぜでしょう?慣れでしょうか?ボケてる?

実は結構暑かったです。もう9月なのに、、、。(このレポを書いているのは10月)
皆が目の前のGSXRカップのレースに夢中になっている所で、独りだけ直後の自分のレースのことしか考えてない奴が。(撮影:愚者さん)

とにかく決勝です。予選の時と同じくマシンをクルーに任せて着替えを済ませました。ブーツ(結局、使い慣れたGR-S!)を履こうといつもの赤いビールケースに腰掛けてバックルを掛けようとしたら、、、

「バキッ!!」「??!」

何ということでしょう!ベルトが一本切れてしまいました、、、。
草履や下駄の鼻緒が切れるのは縁起が悪いんじゃなかったっけ??とか気になりつつ、ベルト一本無しでも致命的に問題は無さそうだったので、切れたベルトは外して行く事にしました。(余計な不安を与えてもしょうがないのでクルーには内緒!)
資料映像:切れたベルト。
とにかく暑かったです。ずっとタオルで汗を拭ってました。(撮影:愚者さん)
スターティンググリッド風景。(撮影:みっち~さん)

で、決勝です。



スタート直後。多分この時点では一桁順位!(撮影:愚者さん)
必死に追いかけ中。(撮影:愚者さん)

最終順位は13位でした。シングルフィニッシュは逃しましたが、これでも一応ベストリザルトだったりします。

今回のレースを勝負目線で客観的に評価すると、、、「折角スタートがソコソコ巧くいったのに、持病の?ブレーキングの早さでアドバンテージを放出してしまい、あろうことかポジションアップチャンスの1周目のインフィールドを3速のモタモタでふいにしてしまって、結局そのリカバリで短い10周のラップを使い果たしてしまった残念なレース」となるのでしょうが、何故でしょう?チェッカーを受けて、クールダウンラップを走りながら、悪い気はしませんでした。
そりゃ、当初の目標であるシングルフィニッシュが達成できなかった事はとても悔しかったのですが、それを補って余りあるほど楽しかったです。1年ぶりのTTで忘れていた何かを思い出したような感じ。

やっぱりレースは自分の人生に欠かせないものなのだな~という事を再認識しました。たかが趣味でもメリハリは必要です。

次回も出ようと思います。それまでには絶対4秒をモノにします。

最後に、
ピットクルーとして協力頂いた、おんど さん、のりぞう さんに心から感謝します。
その他、お手伝いをしていただいた方々、感謝しています。
一緒にTTに参加した皆様、お疲れ様でした。
優秀なカメラクルーは、、、募集中!

2011年9月7日水曜日

筑波練習(CBR600RR)

TT直前の最後の練習がやってきました。前日の特スポを走ると本番に疲れを残す危険があります。なので、水曜日、会社を休んで急遽練習日に当てました。

結構気合が入ってました。先回の筑波練習はベスト更新こそならなかったものの5秒台には入れる事が出来て、「グイっと」曲がる旋回を体験し、その上、先日の梨塾でも大きな手ごたえを得る事が出来ていました。よし、頑張る!!

□1本目 B2 9:00~

しかしながら現実は厳しかったです。走り始めの数周はトミンとのスピードの違いに翻弄されました。ブレーキングポイントが無茶苦茶で相当手前で掛けてしまっています(特に1コーナー)。(これは、いかん!)と大急ぎで勘を取り戻すのですが、それでもイマイチです。
サスセットは先日のトミンと同じ設定でとりあえず走り出したのですが、ブレーキング突込みでのフロントの動きが少なく感じたのでイニシャルを1/2回転緩めました。これで多少は良い感触が得られるようになったものの、走りの方は未だイマイチでした。向きの変わりがイマイチです。1コーナー立ち上がりでは寝たまま開けているのでリアタイヤがズルズル言い出す始末。腕にも力が掛かりすぎているようで旋回の感触がイマイチです。相変わらず何故か2ヘアのみは調子よく回れるものの、ダンロップの曲がり方が判らなくなりました。ついでに言うと、場所が筑波に変わっても、やっぱりSTOMP GRIPの効き目は判りませんでした(泣)。
そんなこんなの苦難を味わいつつ、試行錯誤を重ねてタイムの改善を狙いましたが一本目のベストは6秒3どまりでした、、、。6秒切れず!!

これは、ヤバイ!

□2本目 B4 11:00~

一本目のタイムが全然駄目だったので、間の時間を使って何が悪かったのか、どうすれば良いのか必死に考えました。で、サスセットをチョコチョコと変更し二本目を走り始めました。
サスセットを換えた効果があったのか大分乗り易くはなりました。なのでライダーの頑張りでタイムアップを狙うも全然出ません。結構無理してるつもりなのにタイムが全然付いてきません、、、。途中ピットインして更にサス調整を施すもタイムは伸びず、結局二本目のベストは7秒フラットでした。コースが混んでて走り難かった訳ではありません。サッパリ訳がわかりません!!

これは、本当にヤバイ!!



練習を終えて、リーンウィズにタイヤ交換をしに行きました。あと、ガレージを借りてオイル交換等のレース前の整備を一通り済ませました。
たいち さんとも色々話したのですが、レース直前にサス設定と走り方を大きく変えようとしたのが余りに無謀だったとしかいえません。もう本番までに練習の時間は取れません。なのでTT本番は5秒が出たときのサスセットに戻して(半ばブッツケ本番で)臨む事にしました。

さて、どうなってしまうのでしょう!!?

続く。(って、もうTTは終わったんですけどね、、、)

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間: 2時間45分 (このタイヤはキープ。スペアホイールに組んだニュータイヤでTT本番に望みます!)