2010年12月26日日曜日

サン耐に参加してきた。

レポが遅くてスミマセン、、、。
12月の梨塾はサン耐と銘打った耐久イベントとなりました。先月の塾(自分は走らなかったけど)の際に早々にエントリを済ませました。7月の耐久は残念な結果で終わってしまったので、リベンジを果たしたいところです!!

12月の半ば、今回の耐久にオレンジZさんが参加することを知りました。その瞬間から自分にとってサン耐はレースでなく、お祭りに変わりました。

本番1週間前にマシンのメンテを一通り済ませました。先回の筑波でシフトトラブルがあったのでエンジンオイルは交換。あと、ブレーキの揉み出し・グリスアップも実施しました。タイヤは8時間弱も使っていて、旬を過ぎたどころかヤバイ領域に差し掛かっていたのですが、お祭りだから別に良いや、って事でそのままにしました。
あと、折角のお祭りだから、という事で今回は練習のときには使わない新ツナギ+一昨年の梨塾で賞品ゲットして以来保存していた新品ヘルメットも動員することにしました。(キャンギャルのお姉さんも来るのだからお洒落しないとね!?)
帽体がMサイズだったので内装を変えて被れるようになった新ヘルメット。青ベースの車体+ツナギで赤のアクセントがお洒落!?

あと、走行前に車載カメラステーに手を加えました。カメラを軽くした結果振動が酷くなったのならば、重りをつけてみれば?と考えて、重心を低く、振動を押さえ込む効果を期待してステーの基部に重りになりそうなソケットレンチの先を何個か貼り付けてみました。
ソケットレンチの重りを付けたら、動画の質が劇的に良くなりました!!ただ、ハンドリング命のバイクでハンドルを重くしちゃうのはどう?という疑問は残ります、、、。

□フリー走行1本目
当然の如く、気温は高くありません。なので出だしはゆっくりと走り始めて徐々にペースアップを図るのですが、何かシックリ来ません。いつもどおりの事をしているつもりなのに、何か余裕がありません。走行終了後、社長さんから「いつも、あんなラインで走ってるの?」と訊かれて???だったのですが、事実、変だったみたいです。
走り終わってビックリ!タンク側面に傷が!!!
どうやら新しいツナギの膝周りの樹脂パッドが原因みたいです。私はどうやらS字の切り返しでタンクに膝蹴りをくれてるみたいで、、、、どうしよう??

□フリー走行2本目
少しは気温も上がってきたので、気合ラップでサクっと27秒に入れて、午後のスタミナ温存のために早々に切り上げようと思っていたのに、いまいちタイムが伸び悩み、必死になって出したタイムが27秒98で、「何がおかしいんだ!?」と手がかりを求めるべく、気付けば25分フルで走りきってしまいました、、、。
走行後、塾長に話を聞くと「立ち上がりでバイクが寝てるから良くない」とのコメントで、これは自分でも気付いていたのにどうにも出来なかった部分。他の人と色々話をするも、何かいまいちだったみたいです。結局午前をフルで走って調子を掴むどころか、かえって訳が判らなくなってしまいました、、、。ヤバイ。
左コーナーを立ち上がる私。(撮影:岡さん)

□予選
昼休みの間色々考えて、立ち上がりでバイクが寝てるのは向き変えポイントをもう少し奥へもってくれば大丈夫だろう、タイヤはまだまだ大丈夫、あとはリラックス!と方針を固めてコースインしました。途中一回ピットスルーして、クリアラップを段取りして、いざタイムアタック。結局タイムは27秒95でした、、、。一応27秒には入れたものの、なんだかな~といったタイム。
予選タイムアタック中の私。(撮影:JUN1さん)

集計された予選結果を見てみると私はAクラス7位でした。27秒に入ってるのに7位とは、、、。ポールはもちろんオレンジZさんで、有言実行25秒8で塾レコードを更新してました、、、。
脅威のベストラップ。まさかこんな時期に出してしまうとは、、、、。

□サン耐決勝(Aクラス・30Laps)
予選結果も踏まえて決勝の展開を考えた結果、、、
・レースは29周で終わる(=確実にラップされる!)。
・Aクラス中盤以降は27秒後半でラップタイムは伯仲。(レースは混戦必至。スタートで前に出るしかない!)
・多分、意識してペース配分しなくても30周(ていうか29周)完走は難しくない。
と予想できました。
オレンジZさんのところはピットクルー2名付きの必勝体制!
決勝に向けてコースイン直前です。(撮影:JUN1さん)

フリー走行を終えてグリッドに付きます。7位の私はサードロー真ん中(左:みっち~さん、右:VANさん)。フラッグが振られました。スタートはチョット失敗気味で回転数が落ちかけてしまいましたが、幸いにしてサードローの中では前に出れた感触。前を見ると、I駒さんには置いていかれましたが、さむ。さんには手が届きそうな領域。1コーナー侵入でインに滑り込めるか?と思ったので即実行、結局5位で1コーナーをクリア。   で、チェッカーも5位でした。 (完)
私の前を行く4位がI駒さん、後ろにはみっち~さんとさむ。さん。(撮影:JUN1さん)

だと余りにも味気ないので、もう少し詳しく書くと、、、

1コーナーに進入して改めて確認すると、1位は社長さんでした。(やるな~)とか思いつつ、4位のI駒さんはすぐ目の前、ペースが固まる前に早めに仕掛けるぞ!と考えて、1周目左コーナーでインを狙うも届かず、逆に僅かに離されてしまいました。で、数周後には再びI駒さんの後ろにつける事が出来ました。(何かこのシチュエーション前にも体験したことあるな~。その時は抜けなかったよな~。)と後ろ向きな気分になりつつもレースは続きます。
私の後ろには終始みっち~さんが居たのですが、レース中は全然気にしていませんでした、、、。(撮影:JUN1さん)
序盤のドサクサで前に出る作戦は失敗しました。なので、今度は長丁場を逆手にとって後ろからジワジワプレッシャーを与えて崩れるのを待つ作戦に着手しました。で、左コーナーの侵入で、1回、2回、とイン側を刺しかけてみたら、、、有ろう事か!寝た子を起こしてしまったみたいで、(私のチョイミスが重なったことも有って)逆に離されてしまいました!大失敗!
けど、未だ諦めてはいけません。幸い疲労での辛さは全然無かったので追っかけを敢行。レース中盤~終盤には再び追いつく事が出来ました。この頃には午前中の不調も回復の兆しが見えてきたようで、I駒さん追走状況だと、ホームストレートで離される傾向があるのですが、試行錯誤を重ねているうちに、1コーナーでインを刺せるほどではないものの、余り離されずにホームストレートを付いて行ける様になりました。
レース中盤、帝王立ち上がりでコースの反対側にオレンジZさんが見えるようになりました。(あぁ、もうラップされるのか、、、青旗に気をつけなきゃ、、)と思うもI駒さんを追っかけるのに夢中でしばらくした後には頭の中から注意は消え去りました。その後のある周、1コーナー侵入でイン側にフッと影が見えて、(しまった!後ろはノーマークだった!抜かれたか!?)と驚くも、オレンジZさんにラップされただけだと気付いて納得(青旗は出ていなかった)。よし!頑張って付いて行くぞ!と意気込むも、その1周後にはI駒さんもラップされて(同じ柄のツナギで2人は妙な風景)、あっという間に見えなくなりました。
後ろを見ていないのだから、みっち~さんの後ろのオレンジZさんに気付くはずもありません!(撮影:JUN1さん)
その後もレースは続くものの、順位はそのまま。途中一回1コーナーでインを狙えたのですが(I駒さんがミスをした?)抜くには至らず、徐々に減っていく残りラップに歯痒い思いをしつつ、何度かラインを変えながらも、、、結局そのままの順位でチェッカーでした。
ファイナルラップ、最後のストレートで最後のチャンスに賭けるも届かず5位。(撮影:JUN1さん)
チェッカーを受けて、順位はイマイチだったのですが、妙に「やりきった感」があって悪い気はしませんでした。ラップショットが変になっていることにはレース後気付きました。仕方なく家に帰ってGPSログからラップタイムを確認してみると、全29ラップの1/3以上は27秒台を出せていて、ベストラップは終盤に出した27.5秒でした。ポールtoウィンのオレンジZさんの速さが際立つ結果だったのですが、よくよく調べてみると、Aクラスのライダー9人は全員決勝中に27秒を出していて(覚えている限り、そんなレースは今まで無かった!)、結構なハイレベルのレースでした。
レース終了後、I駒さんに「お疲れです!」と気持ちよく挨拶。(撮影:JUN1さん)

初公開!新カメラでのHD車載動画です。調子のおかしいラップショットが悲しいです、、、。
社長さんの提案で、表彰式は全員ツナギで参加することに。私は本物レースの記者会見みたくヘルメットを抱えて行きました。誰かピレリの帽子ください!(撮影:さむ。さん)


年間ランキング、私は10位でした。
来年も頑張りましょう。


写真は↓ココにあります。
梨本塾 2010年12月 ~サン耐~
ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:9時間00分(うち1時間はウェット走行)もう十分?

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