2009年7月19日日曜日

マシ耐に参加してきた。

とうとう、マシ耐本番です。


 朝は早めに到着するつもりだったのに、夏休み渋滞?かいつもより常磐道が混んで、受付開始ギリギリの時間にしか到着できませんでした。朝一のフリー走行には余裕を持って望むつもりだったのに、ストレッチをする暇も無く、ウォーマーを掛ける時間も無く、走行開始となってしまいました。
 急遽、熱対策としてサイドカウルに穴を開けました。効果は??
 冷却手段として自宅で使っている扇風機を持ってきました。走行していない時はこれで冷まします。

◇フリー走行
 1レースのみの開催になったのでスケジュールに余裕が出来て、予選前に20分のフリー走行が設けられました。ディアブロ+CBRでトミンを走るのは初めてで、CBRトミン自体1ヶ月以上のブランクがあったので大助かりです。ついでに言うと、朝の涼しい時間帯ならばディアブロ効果で大幅にタイムアップできるかも??といった期待もありました。しかし、準備のバタバタから?完全に集中できていたとは言えず、15周くらい走って、29.09まで行ってお終い。28秒にすら入りませんでした。にしても、朝から暑い、、、。15分弱しか走って無いのに水温は楽に90℃を越えます。あ~大丈夫かな~?

◇予選
 ハッキリ言って、予選のグリッドはどうでも良かったです。予選は10ラップ。でも、ソコソコのタイムが出たら早々に終わらせるつもりでいました。(体力の温存の方が大事。)で、走り始めて、タイヤの温まりを確認した後ペースを上げて、ソコソコ真面目に走って出たタイムが28.41。何だかあっさりベスト(28.56)を更新していました。(これで十分でしょ!)と思い一旦コースオフしたのですが、飛ばした周は1周だけで、ラップショットと予選タイムは計測ポイントが違うので、これではダメか?と思い、再びコースイン。3周だけ頑張って走りました。すると更にタイムが上がって、28.25が出ました(公式記録は28.29)。本当は27秒まで行きたかったのですが、そう簡単には行かないようです。ちなみにONDさんも似たタイム。(タイヤが結構使い込んでて、トミンR6も久しぶりだった事が影響しているみたいです。)

 予選結果が発表されました。結局、エントリリスト順の四番手でした。同時にアナウンスがあり、決勝はタイムが速い方を第一ライダーにするように、との通達。僕は第二ライダーになる事になりました。エントリリストでは僕が第一ライダーだったので、(何だよ、山梨の時みたいに、また、スタートで走るのか、、、。でも、先に出番が終わるから良いか?)と思っていたのですが、今回は足で走らなくて良さそうです!
  予選後の一コマ。(撮影:ヤマさん)

◇ウォームアップ
 昼食後、レース本番前にウォームアップの時間が2人合わせて15分準備されました。暑さもあって、既にこの時点で結構バテていました。本番前に少しでも体力は温存しておきたいので、リラックスしてタイヤを暖める程度流して終了。ついでに2速固定で走っておく練習も3周くらい?しました。本番中、水温が上がり過ぎた場合、回転数を抑える必要が出てくるかも?と思ったからです。
レース観戦の人がチラホラ現れました。写真はスタンドを埋め尽くす観衆(の一部)のko-kiさん、OG-Rさん

◇決勝<第一パート:ONDさん>
 とうとう、決勝スタートです。スタートはルマン式です。バイクはエンジンを掛けた状態でサイドスタンドで立たせておきます(スタートライダーの回し蹴りを避けるのは難しいので、、、。)。なので第二ライダーはマシンを手で支える必要はないのですが、トラブル時の対応係としてマシンの後ろで待ちます。なんか無茶苦茶暑いです、、、。大人の事情(笑)で急遽スタート練習を3回?くらいやったのですが、ONDさんをはじめとする第一ライダーの人はヘトヘトになっていて辛そうでした。(僕は見てるだけ~。)
 で、スタートです。ONDさんはスタートで早速2台に置いて行かれてポジションダウン。でも何周かするうちに4位までポジションを回復させていました。流石!しばらくはカメラを持ってレース観戦したのち、自分の準備を開始しました。結局第一パートをONDさんは4位でチェッカーとなりました。(多分)

◇決勝<第二パート:わたし>
 第二パート以降はローリングスタートで走行を開始します。並び順はその時までの順位?か直前パートでチェッカーを受けた順?よく判っていませんでした。1周スロー走行の後、コントロールライン通過と共にスタートです。全開走行で25分持つはずが無いので、押さえたペースで走る必要があります。前のライダーもいきなり飛ばしたりはしないので、序盤は前についてペースを掴む努力をしました。そして、このペースなら、長時間走り続けられるかな?といった調子に乗せる事ができました。タイムにすると30~31秒。スプリントのペースとは比べ物にならないくらい遅かったですが、何せ長丁場で水温も気になったので無理は避けました。ペースに余裕があった分、後ろを見る余裕も出来て、周違いライダーに抜かれる間合いも掴んでいたつもりだったのに、後半になってダレてきたら、チェックが甘くなり、譲るべき部分でブロックしかけちゃったりして、後で注意されました、、、。
 走行を開始して10分?経過して、ふと水温を確認してみると既に110℃(記憶あいまい)を超えていました!(なに!?もうダメ??)と驚きつつ、2速キープに切り替えました。最初、何度かエンブレが効かずにラインがはらんでビビリました。レースが終わって改めてラップタイムを確認してみると、タイムは殆ど落とす事無く2速走行出来ていたみたいです。(それくらい、無理して無い。)その後水温を気にしながら走るのですが、2速固定ならば110℃キープで走り続けられるみたいです。途中、バックマーカーをホームストレートで確実にパスするために1速を使ったのですが、1周走っただけで水温が113℃にまで上がってしまったので、以降は2速限定で走り続けました。
 淡々と走り続けて、ボードの残り時間を見ながら、何とか25分走りきりました。自分より上位のライダーには2~3回?ラップされましたが、下位のチームには抜かれていないはずです。なので4位キープ?

◇決勝<第三パート:ONDさん>
 すでにヘトヘト!休憩するのに手一杯。カメラを持つ気にもなれませんでした。時折コースを見てはONDさんがちゃんと走っているのを見て安心してました。あと30分も走るのか?と考えると気が遠くなりそうでした、、、。残り10分くらいで準備を始めました。ツナギを着ようとして体の異常に気付きました。左手を握ると指が攣ります、、、。(あ~これじゃ、クラッチ握れないよ、、、。)二本目は最初から2速固定決定です。体の異常を嫌って水分補給は欠かさないように心がけて、実際すでに2リットル以上のスポーツ飲料を消費していたにもかかわらず攣ってしまいました。(これは、ヤバイのでは??)と不安が頭をよぎりました。

◇決勝<第四パート:わたし>
 最終パートがスタートです。ONDさんは無事に自分のパートを完走しました。なので自分も頑張らないといけません。結構なプレッシャーでした。あと、最後のパートのみ走行時間が長い(25→30分)です。この事も不安材料でした。走行開始時に現在の順位は実は判っていませんでした。とにかく、下位の人に絶対に抜かされないように!あと、絶対完走!!と思いつつ走行開始です。
 ローリングスタートから競技再開。かなり疲れていたのですが、一本目と同じく31秒前後では周回できるみたいです。タイムで無茶しない分、後方へのケア等に気を遣って粛々と走り続けました。クラッチ作業が無いので左手は問題なかったのですが、10分?経過くらいで、右足の甲が軽く攣りかけました、、、。これは、ヤバイ。本格的に攣ってしまうと走行継続が困難になります、、、。右コーナー(要するに殆どのコーナー)が難しくなりました。試しにリーンウィズで1周走ってみたら酷いタイムでした。なので、右足裏のステップを踏む箇所を微妙に調整して、足が痛くならない乗り方を探しました。何とか走り続けられそう、となってホッとしていたら、1コーナーでバックマーカーを抜いた後、倒しこみで腰がグキっとなりかけました。こちらは酷くならなかったので大丈夫だったのですが、正に満身創痍?状態。本当に完走できるのか??
 最後のパートはサービスで?残り20分からはボードの残り時間が1分刻みで表示が変わる(通常は5分刻み)のですが、ほぼ2周に一回切り替わるボードを見つつ、荒川マラソンでもこんな気分だったっけ?とか思ったりしたり。で、残り時間が10分になって、(何だ、あとK-RUN一回分?)とか思いつつ、完走!完走!!と気力を振り絞りつつ、なんとか30分走りきってチェッカーを受けました。
 と同時に最終コーナーで酷い転倒(ハイサイド?)があったらしく、ウィニングラップはせずに一旦全員コースオフしました。転倒者の介抱の後、(暑くて、疲れて、それどころではなかったのだけど、)ウィニングラップ(2周)を走りました。

 この時点で、自分の順位は判っていなかったので、結果がどっちに転んでもいいように喜びのラップと残念なラップを演出。我ながら役者です。(撮影:ONDさん)
 ウィニングラップも終わって、あ~疲れた!!とか思いつつONDさんと完走できて本当に良かった!とか話をしていたら、結果が既に掲示してあることを聞いて、(多分4位?)とか思いつつ見てみると、なんと3位でした。4位とは同一周回なのですが、4位チームはファイナルラップの最終コーナーで転倒してチェッカーを受けていません。あぁ、紙一重、、、。

◇表彰式

 生まれて初めてレースで賞金を手にしました。(撮影:ヤマさん)

◇打ち上げ
 無論、打ち上げにも参加です。しかし、常磐道の渋滞に悩まされ、いつもとは違う店で道に迷い、苦労して店まで辿り着きました。大勢の人が居ました。終電の関係で早々に店を去るのが残念でした。次回は宿泊プランも考えよう、、、。ちなみに、賞金の殆どが打ち上げで消えた計算になります。残り二百数十円、何に使おうかな!?
 暑さにも負けず頑張った2台。おつかれさん。(撮影:ONDさん)
 昨年の山梨の時もそうでしたが、耐久レースで結果を残そうと思ったら、無転倒があたりまえという事を痛感しました。1~3位のチームに転倒者はいません。優勝候補ながら転倒に泣いたチームも居ます。無事に走りきれて本当に良かったと思います。
 今回が初めての梨塾耐久レースの参加(泣き耐は除く)となったわけですが、第三パートにて休憩中は(もう絶対参加しねぇよ!)って位、ウンザリしていたのですが、いざ終わってみると、(もうちょっと頑張れるかな?)という気にもなっています。(今回の予想を上回る戦績に浮かれている部分もありますが!)ライダーは鍛えるしかありません。バイクも熱対策次第では何とかなりそう。(シゲさんR-1はレーサーベースながら無事完走+優勝(おめでとうございます!)。色々と参考に出来るはず。)来年はどうしようかな???

写真は↓にあります。
梨本塾 2009年07月 ~マシ耐~


○ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:1時間45分

2009年7月12日日曜日

マシ耐予行練習に行ってきた

来週のマシ耐に向けてトミンに行ってきた。


あれ?なに?


 エントリリストがリリースされているので公知の事実なのですが、梨本塾耐久レース・マシ耐に出ます。
いつだったか、筑波に行った時、ONDさんと一緒に出よう!という話になって早々にエントリしていました。(5、6月の梨塾の参加費が割り引かれる魅力もあったので。)エントリ申込書にはバイクの欄に、「CBR600RR or DR-Z400SM」と書いておきました。状況がどう転ぶか判らなかったので。

 DR-Zにはサーキットでも公道でもしばらく乗っていませんでした。TTの終わった翌週末、オイル交換やブレーキ掃除等一気にメンテを終わらせました。(ちなみにTTの日に車検が切れました、、、。早く取らなきゃ!)

 で、先週末7月12日、朝からリーンウィズに行ってきました。タイヤの交換のためです。今履いているタイヤがPP2CTで相当前から履いている年代物です。溝は未だ残っているけど、コーナーを攻める所の話ではないので交換しちゃいました。新しいタイヤは勿論ディアブロ・スーパーコルサ。車体が軽くて保ちも良さそうだと思ってフロントはソフトにしてみました。

 で、午後はトミンに行って試運転する事にしました。午前中を走っていた愚者さんや、午後一緒に走った、Aをねらえさん、Akashitimiさん達も居ました。到着が遅れて、それでもゆっくりサンドイッチとかを食べたりしてたので、さぁ、走ろう!と思った時には既に2時でした、、、。
  一心不乱に走行準備をのんびりする私。(撮影:愚者さん)
 久々のDR-Z、出だしは苦戦しました。それでも感覚を取り戻して、31秒台には簡単に入れる事ができて、一休みして、31秒も何とか切れました。ハングオフで乗っていたのですがステップが摺ってしまうのに戸惑いつつ(PP2CTの時からステップは簡単に接地してました。別にディアブロのせいではない。)、S字の区間とかを頑張って、最終的に出たタイムが30.13。ベストを更新できました。(これまでのベスト30.91を出したのは実は2007年、、、。)時間が来たのでそれ以上は走らなかったのですが、頑張れば29秒台には入るのかも??
 本当は25分耐久走行の練習とかもしようかと思いはしたのですが、楽しみ(とタイヤ)は本番にとっておくことにして、練習終了としました。

 で、今日が7月18日。レース前日です。韓国で金融トラブルが起きないかな~とか思いつつ、午前中は用事があったので、午後からバイクの準備を整えました。
ラップショットを取り付けて、Rスプロケをトミン仕様(41T)に交換して、ラジエタ金網を取り外して、サイドカウルに風抜け穴を開けて、、、
汗だくになりながらも準備完了です。さぁ、頑張ろう!!
  準備完了!!あれ?何か違う??