2009年4月30日木曜日

トミン練習(CBR600RR)

  先日の梨塾が終わって、タイヤは交換してしまいました。買い置きのドラゴンSC(SC2)をセットしました。(これが多分最後のドラゴンになると思います、、、。)
  で、トミンに行く事にしました。午前中は走らないでピットエリアにてメンテナンス作業。内容は、、、
・ラジエターコアを飛び石・タイヤカスから護る金網(ホームセンターにて購入)の装着。
・エンジンオイル交換(モチュール300V)。
・ラップショット表示部をベルクロ固定化。
等々、、、
 まぁ、暖かくて良い陽気で快適でした。

 で、午後は走行です。予約人数は15人前後でまぁまぁの混み具合。STさん、はっしやん さん、snatanさん達は日光でのレースに向けて事前調整をしていました。(ベースマシンはかつてSTさんが乗っていた400RR)。あと、AMRさんも居ました。あと、帝王手前の緩い左コーナーに縁石が付きました。これは良い!もう、脱輪の心配をする必要はありません。
 走行一本目、先ずはタイヤの皮むきも兼ねて感触を探ります。先日の梨塾午後の部でメタメタに崩れたのはやはりタイヤの影響(と思いたい)で、特に違和感無く走れます。様子を見ながら20周ほど慣熟。最後の周でそれなりに頑張って出たタイムが29.4。まぁ、問題無さそうです。
 一休みしてから、課題をこなす事にしました。今日のテーマは“サスセッティングを感じる”事。この間の塾にて困ってしまった時、どうにも手が打てなかったのが余りにも情けなかったので。もっとも、これまでは意識して標準設定で新しいマシンに慣れる事に注力してきたので、そろそろ次の段階に進んでも良いかな?と思った訳です。
 で、やった事は最速セットの探求とかではなくて、極端なケースを体験する事。具体的には、ダンパー設定はHRC標準のまま、前後のイニシャルを最強にしたり最弱にしたりして、試走しては感想をメモ、ってのを繰り返しました。極端セットだと、やっぱりネガな面が色々と出てきて、それを出来るだけ感じ取れるよう自分のセンサ(もっと鍛える必要がある、、、)をフル稼働させて走り続けました。で、慣れてきたらペースを上げてみたりもするのですが、どんなセットでも29.5前後は出てしまって、自分は鈍感なのか?不器用なのか?よく判らない状態です。
 最後に試したのが、フロント最弱・リア最強でした。走り始めて数周して、猛烈にスロットルが開けやすい事に気付きました。これまで苦労して慎重に開けていたのが馬鹿らしくなるほどカパカパ・グイグイ開けられます。ただ、最弱フロントが全然ダメでブレーキングではフワついて落ち着きが無く、ターンインの切れ込みも無く、バンク後も狙いより大回りする感じ。要は荷重がリアに極端に集まった状態のようです。
 上記のセットでスロットルを開けられる事を楽しみながらペースを上げると28.95まで割と簡単にタイムアップしました。再び28秒台に突入です。ただ、この28秒は先日の塾で出した28秒とは異質の物で、フロント依存の切り込み、コーナリングスピードで稼いだタイムでなく、リアを使った立ち上がり・ストレートを開ける事によって出たタイムだといえます。28秒突入が単なる通過点でしかなく、更にペースを上げたい事を考えるとコーナーリングスピードを上げるやり方はいささか危険で、立ち上がり重視で練習を進めたほうが良さそうです。
 一通りのセットを試し終えて、時計を見ると3時過ぎ。これで終了だと寂しいので最後に一本だけタイムアタックを敢行。サスセッティングはフロントイニシャルをHRC標準に戻し、リアイニシャルを最強から4クリック戻し(調整幅は39クリック。HRC標準は19クリック戻し。4にしたのはただの勘)にしてトライしてみました。
 最初の数周で感触を捉えて、フロント周りの手ごたえが出てきたことを確認してペースアップ開始。少々頑張ったら28秒台には突入しました。他のバイクをパスしつつ、28.7までは出ました。まだ行けそう。しかしながら、パスしながらタイムアタックってのに少々疲れてきたので、一旦コースオフして、出来るだけクリアが長く取れる間合いで再コースインしました。すると、、、

  はい。ベスト更新です。一発勝負でキッチリ出ました。相当テンションが高かったみたいです。以前のベスト28.65と比較すると、まず単独走行で出せたのが良いです。シゲさんに引っ張ってもらった1コーナーの侵入速度は今回出てませんし、最終の旋回速度も前より遅いと思います。その代わりに立ち上がりがとても良い感じになりました。

 当日撮影した写真は↓にあります。(今回はチョット手抜き。)
トミン 090430
ドラゴンスーパーコルサ(SC2)累積走行時間:1時間0分
トミンスタンプ: 5個

2009年4月26日日曜日

梨本塾に行ってきた(2009年4月)

 掟破り?の直前エントリで、もてぎGPには行かずに梨塾に行ってきました。気になっていた天気は全く申し分ない状況でした。(少々、風が強かったですが、走っていて気にはならなかった。)ココ最近のトミンの治水工事は効果大のようで、名物“1コーナーの河”は流れていませんでした。素晴らしい!唯一、帝王立ち上がりの部分に濡れた箇所(下の写真)があっただけでした。ココは水が湧いている?らしく、一日中乾きませんでした、、、。
 今回、車載カメラを以前メインで使っていたコンパクトデジカメに換えてみました。結果は上々。これまでの僕の車載動画に泣きたくなるくらいブロックノイズが出るのは振動が原因で動画圧縮が辛くなるからだと思っていたのですが、ただ単に、カメラがヘボかった(新品で8000円!)だけみたいです、、、、。あと、朝の準備中に常連CB750のK藤さんに大判に印刷された私の走行写真(先月の塾)を頂きました。ありがとうございます。壁に飾ります。
 今日の目標は29秒切りの一点。人数の少なさもあってか僕はAクラス最下位エントリでした。これはラッキー!全ての人に引っ張って貰えます!!こんな機会には滅多にめぐり会えない!!(しかしながら、僕以外の5人が全てベストラップ27秒台以下、というのに少々疎外感を感じますが、、、、。)

◇フリー走行1本目
 28秒に入れたいのは山々でしたが、1本目は体を慣らす程度で良いや、と思って走り始めました。帝王立ち上がりが濡れていたし、そうでなくても大体1本目にタイムが出ることは少ないので。なのでウォーマーも巻かず、徐々にペースを上げて行く事にしました。30秒は最低でも切りたいです。
 帝王立ち上がりの河はとても嫌らしい位置(スロットルを開け始める位置)に流れていて、他のコーナーのコンディションが良いだけに残念です、、、。実際、迂闊に開けてしまうとリヤが滑ります。惰性でそーっと通過するしかありません。最終で先日のファイヤーガレージにて開眼した早めにスパっと倒しこむ旋回を試してみます。どうやら忘れてはいないようです。そうやって感触を確かめつつ、一息つこうとピットインしてタイムを確認してみてビックリ。既に29.3まで出ています!!飛ばしているつもりは全然無くて、帝王立ち上がりはそーっと走っているのにこのタイム。未だに原因が良く判りません。2日前に筑波を走ってからだがほぐれていたのか?Aクラスのプレッシャー?に押されたのか?いずれにせよ序盤から乗れていたみたいです。
 (これは?ひょっとして??)水分補給後、再び走るのですが、(帝王を無難にこなす以外は)タイムを意識して走ってみました。他の人のペースに付いて行くつもりで走り続けて29秒台を連発しつつ、この周は!!と思った周。コントロールライン通過後ラップショットを見てみると、、、、

28”88

 思わず左腕でガッツポーズ。とうとう29秒を切りました!!一本目はそこでおしまい。

  ピットインして塾長からは「コーナーリングスピードはいいから、もっと立ち上がりを頑張った方が良い。」とのコメント。バッキーさんからも最終の突っ込みが良いとのコメントは貰えました。ファイヤーガレージでの練習以来、自分でもスパッと曲がれている感触は得ていて、代償に立ち上がりが甘い気はしていたので、これからココを修正しないといけません。
◇フリー走行2本目
 一本目の感触は物凄く良好でした。ていうか、一本目から28秒に入るとは思ってませんでした。「今日はイケル!!」二本目も頑張る事にしました。
 二本目はとにかく前の人に付いていく方法で頑張ってみました。後ろに付かれたら1コーナーで譲って、直ぐ後ろを付いて行こうと頑張って、おいていかれて、また譲って、の繰り返し。台数がそんなに多くなかったのも良かったです。後ろばかり気にする必要はありませんでした。
 シゲR-1さんの後ろを付いて行った時のことでした。気付いたら、普段より明らかに速いスピードで1コーナーを通過してました。かつ、危うさは一切無し。(これで曲がれるんだ!)って事に驚きつつ、チャンスとばかりに残りの区間を丁寧に走って出たタイムが28秒65で、この日のべストラップとなりました。(こんな時に限って、カメラをオンにしとくの忘れていた、、、。)
 残りの時間も頑張って走りました。しかし、ある周、最終の侵入でフロント周りに嫌な感触(瞬間だったのでよく覚えていないけど、そのまま走ると確実にコケそうな雰囲気)を感じて、咄嗟に寝かすのを止めて、ピット入り口の方へヨヨヨ、、、とはらんでしまいました。
 パニックにはならずに割と平静は保てていたので、そのまま走り続けたのですが、どうやらフロントタイヤがそろそろヤバイのかも?(この時点で累積8時間。しかもソフト。)という風に思えてきました。今の自分の走り方は侵入でフロントタイヤに結構頑張ってもらうので継続するのは危険です。なので、侵入は極力寝かさず、ブレーキも引き摺らないで、代わりに立ち上がりを頑張ってみる練習をする事にしました。
 なんか、しばらく前の走り方に戻った感じです。そうしたら、タイムも戻ってしまいました、、、。苦戦しながらも29秒に入れるのも苦労するような状態で二本目終了、、、。
◇フリー走行3本目~計時予選
 さぁ、困った!タイムを出さなければならない時に、全然攻められなくなりました。戸惑いながら走った予選のタイムは30秒を辛うじて切るレベル、、。全然ダメです。
 B~Cクラスの予選の間、写真も撮らずにずっと考え続けて出した結論は決勝の棄権でした。タイヤは実は終わってはいないのかもしれないけど、それを無茶して確認する意味がありません。満足するタイムも出たのだし。Aクラスのレースをそーっと走っても邪魔なだけで、恐る恐る走って嫌なイメージが焼きつく恐れもあります。よし、今日はココまで!終了!!と腹を括ったところで予選結果が出ました。

「何?Bクラス、ポール!!?」

 Bクラスに棄権が出て、A6台、B4台になったので、A最後尾の僕がBに移動になりました。非常に悩ましい展開です。既に三味線疑惑の容疑が掛けられそうな雰囲気、、、。再び悩んだ結果、走る事にしました。バッキーさんにも「何か課題を見つけて走れば?」と行ってもらえたので。観戦に来ていたko-kiさんからサスセッティングの助言も貰いましたが焦りと動揺でチンプンカンプン。(サス周りはこれを機会によく勉強した方が良い、、、、。)
◇K-RUN GP B Class 決勝
 「スタートで失敗しなければ、今の僕でも勝てるでしょう。」といった浅はかな目論みをあざ笑うかのようなスタートミス。タイミングは逃してなかったのですが、エンジン回転を思いっきり落としてしまい加速が鈍いです。「あぁ、2位か?」と思って1コーナーへ侵入すると2台まとめてインを押さえられ3位に落ちました。(ここで負けじと被せながら並走しようと努力しないのは良くないですね、、、。)
 イエローフラッグを挟みつつ、なかなか2位のDR-Zを抜けずに、やっとパスできて、1位のCBR600RRのヤマさんに追いついた時点でチェッカー。

オンボード動画<前半>

オンボード動画<後半>
 なんか、色んな事があった一日で本当に目が回りました。走行終了後は打ち上げに参加して気持ちよく酔っ払って終了!(これを勝利の美酒と呼ぶか呼ばないかは微妙、、、、。)28秒万歳!
  風は強かったのですが、青空と白い雲がとっても綺麗な日でした。帰り道、常磐道からは富士山が見えたし、夕闇のお台場のビルの風景は素晴らしかったです。運転中だったから写真取れなかったけど、、、。

いつものごとく、写真はここにあります。
梨本塾 2009年04月 (1)

梨本塾 2009年04月 (2)


ドラゴンスーパーコルサ累積走行時間
・フロント(SC1):8時間30分
・リア(SC2):6時間0分

2009年4月24日金曜日

筑波2000練習 (CBR600RR)

 先週に引き続き筑波で走行です。枠はA1、A2の2枠。とにかくキッチリ走りこむ事が今は重要!先回の反省を生かして今回は30分早く起きて(AM4:00)出発。こういうときに限って車の流れもよく、7時前には筑波に着きました。バッテリは先回の30分の走行でそれなりに充電できたみたいでセルはチャンと回ります。抜かりの無いよう準備を進めて走行開始を待ちます。パドックは先週ほどの混雑ではありませんでした(今日はバイク枠はAMのみ)。B枠走行予定のAMRさんがいました。愚者さんも来ているはずなのだけど見当たりません、、、。
◇一本目:A1-8:00
 そんなこんなで走行開始。今日は二本走れるので一本目は余裕を持って望めます。まず最初にやった事はラップショットセンサ位置の調整。最初の調整(ロアカウル側面)は失敗で5秒連発、、、。2周位してピットインして場所を変えて再調整(ロアカウル底面後端)するもこれもダメ!「あぁ、こんなのじゃ練習にならない、、、」と焦りながらも3度目の調整(ロアカウル底面中央)は巧くいったみたいで、誤検知がピタリと無くなりました。あと、ピットアウトしようと思ったら1コーナーに侵入する愚者さんの背中が見えました。ちゃんと来てたのですね。(後で聞いたら、開始20分前に着いたそう、、、。)
 ようやく練習が開始できます。先回の走行では加速もブレーキングもサッパリだったので、以前の感覚を取り戻すべくジックリペースアップ。しかしながら、転倒者黄旗でペースを上げづらかった+一本目で体が固かった?事もあり、フルコースをそれなりペースで走れたのは結局最後の一周だけで、出たタイムが1’11"40。
 え~、実は自己ベスト更新です。昨年7月末以来なので実に9ヶ月ぶり、、、、。でも、こんなタイムでは全然嬉しくありません、、、、。
 一本目を走り終わって、愚者さん、初対面?のヨウさんとしばし談笑。1時間の後、二本目走行開始です。
◇二本目:A1-9:30
 一本目を走り終えてこなれて来た感じで迎える二本目。よっしゃ!と気合も入りますが、これでタイムが出なかったらどうしよう!?という不安もありました。とにもかくにも走行開始。気をつけたことは2つ。キチンと開けて、体をしっかり動かす事。
 ラップをこなすにつれて以前の感覚が大分戻ってきました。コーナーへの侵入速度が上がってくると接地感がそれなりに得られて良い感触。あと、最終侵入の“さわさわ感”も復活し、以前並み?のスピードは出ているみたい。そんなこんなで走り続けたある周。最終を立ち上がってラップショットの表示を見ながらコントロールライン目指して、、、

6、、、、7、、、、8、、、、、

「あっ、9秒台出た!」

ようやく10秒が切れました!
嬉しかった!というよりかはプレッシャーから開放された気分。今のバイクで10秒切るのに苦戦してると先が思いやられますからね、、、。

 まだ時間は半分くらい残っています。更なるタイム更新を狙って走行継続。二本目は割りと流れが良かったです。それでも何周かすると4台前後の遅い(12~3秒?)ダンゴに引っ掛かってしまいます。1台ならば何とかなったのですがダンゴに引っ掛かったら迷わずピットスルーしました。そんなある周、2ヘアを立ち上がってラップショットをチラ見すると48秒台。それまで、良くても49秒台だったので、「これは、チャンス!」と頑張ってスロットルを開けるも痛恨のシフトミス、、、。それに最終侵入でダンゴに追いついてしまいタイムは更新ならず。次の周でピットスルーして再びコースイン。すると、前方にはgreyghostさんのGSXRが見えました。追いつこうと頑張るも差は縮まず、そのうち、またまたダンゴに引っ掛かってしまいました。残り時間は少なかったのですが、またまたピットスルー。アウトラップを一周してまだチェッカーは出ていません。よしよし!と頑張った次の周が最後の周で、かつ、ベストタイムが出ていました。 1コーナーを走る私。(撮影:(A2枠を買いそびれた)愚者さん。撮影ありがとうございます!!)

  ベストタイムが1'09"60。9秒台は合計3周出ていました。それまでのベスト(03CBR)が1'11"59だったので一気に2秒短縮した事になります。すげぇよ09CBR、、、。
  ちなみに、慣熟途中の現時点で走り方は03CBRの頃と変えていません。なので、現在手をつけていない、
・筑波向けのスプロケショート化+5速まで使う、
・点火カットシフターの適用、
・ディアブロスーパーコルサ投入、
が全て消化できた頃には今の流れで7秒台まで行けるのかな?というのが現時点の目論見。
慣れの問題もあるから適宜着手しようと思います。(まずはシフトの練習から。)

ドラゴンスーパーコルサ累積走行時間
・フロント(SC1):7時間0分
・リア(SC2):4時間30分

ちなみに走行終了後(10:00)、大急ぎで撤収をして、常磐道~首都高を疾走し、13:00からは仕事をしていました。前日になって急に打ち合わせの予定を入れるのは止めて欲しい、、、、。

2009年4月18日土曜日

筑波練習~トミンに行ってきた。

 当月予約に成功(A1、A4)したので筑波に行ってきました。
今回筑波は初めてづくしで、、、、
・New CBRで走るのが初めて。
・2009年になってから走るのが初めて。(08/12/20以来、4ヶ月ぶり、、、。)
・A枠を走るのが初めて。
まぁ、キツイ条件が揃ってしまったので大変です、、、。
 5時半に家を出発して、7時には着くつもりが、途中流れが悪い箇所もあって、着いたら7時半、、、。最初に驚いたのがパドックの混み具合。ピットが無理なのは承知でS字駐車場を狙っていたのですが既に満車!結局1ヘア~ダンロップ裏側まで行かざるを得ませんでした、、、、。8:00の走行開始まで余裕がありません。とりあえず、ウォーマーだけセットして走行券を買いに行くか、と思っていたら、更にビックリ!!キルスイッチがONのままでした、、、、。
 「あちゃ~!やってしまった!!」動揺しながらも、とりあえず券だけは買いに行きました。この時点で既に開始15分前。着替えも済んでいなくて走行は絶望的。券を買ってくれそうな人を探して何人か声を掛けてみましたが商談成立せず、かくして、私の記念すべきA枠走行1本目は走る事無く終了しました。(ちなみに先回の最後のL枠はダブルチェッカーで終了。あぁ、格好悪い、、、。
 幸いな事に?二本目のA4までは3時間あります。ヤレヤレと準備を開始しました。CBRのバッテリは死亡はしていなかったみたいで、発電機で軽く充電して押し掛けしたらエンジンは動きました。(バイクが軽くて楽だった!!)アイドリングで水温80℃になるまでの数分間軽く充電。あと、昨晩紙に印刷して作った仮ゼッケン(9番。何故って、9秒を出したいから、、、)を梨塾ゼッケンみたいにガムテで貼り付けて、ついでだからチェーンの掃除と給脂をして、ウォーマーを巻いて準備完了。残りの時間は散歩したり、見学したり、ウトウトしてました。   まさか、こんな遠くでピット設営になるとは、、、。
 A4枠が近づいてきたので準備開始。当初二本走れる予定が一本だけになってしまったので、開始早々集中して頑張る必要があります!直前のクラスでチェッカーが出る頃にウォーマーを外して、さぁ押し掛け!と思ってスイッチを入れたら、何か表示が変です。(オイルマーク点灯+FIマーク点滅)
 「何??ひょっとして二本目もダメ???」かなり動揺しながらも、FIがそう簡単に壊れる訳が無い、きっと充電が足りなかったんだ、と思って、再びシートカウルを外して発電機を繋いだらちゃんと起動しました。(思うに、バッテリ電圧が低下していたためFIを駆動できず、それをFIトラブルとして検知していたみたい。)既にA4枠は開始しています、、、。1~2分だけ充電して、また押し掛けして、(エンジンは掛かった。)シートカウルをはめて、ようやく走行開始です。何たる苦難の道!!
 5分位?遅刻して、ようやくコースイン。開始早々最終立ち上がりで1台転倒者が出て救急車が出たりしてペースを掴みづらい所もあったのですが、数周走ってみて思った事、

「う~ん。筑波の走り方、忘れちゃってるよ、、、。」

 情けない事に全然ペースが上がりません。アクセルを相当早く緩めがちでブレーキもかなり余計に掛けてしまっています。バンバン抜かれまくり。冒頭に書いた懸念は実際キツかったようです。おまけに途中からラップショットが5秒を連発してタイムが判らなくなりました。もう最悪。
 メロメロになりながらも、このままではイカン!と自分に喝を入れ走行を継続です。多少でも冷静さを取り戻すと色々見えてきます。09CBRの加速力はやっぱり凄いです。裏ストレート、ほぼ全開~全開までの僅かな開度の違いで急激にパンチ力が増します。おぉ、と思いながらも150m看板くらいでつい緩めてしまいます、、、。あと、ブレーキの効かせ方、というか使い方を新しく修正する必要がありそう。レバーのストロークが増えた分、以前と同じ感覚では握り込めてない部分があるのか、弱いブレーキを長く続けがち。結果、突込みが甘々です。最終侵入でバイクが寝なくなりました。それ以外のコーナーでも何となく接地感というか力強さに欠ける印象。先日のファイヤーガレージで掴んだ手ごたえとは天と地の差、、、。後になって色々考えてみたのですが、コーナー侵入で車体が十分にピッチングしてなく、フロントへの荷重が足りてないのだと思います。ひょっとすると当初懸念していたレースベース車の高荷重設定の難しさも絡んでいるのかもしれません。
 序盤はバンバン抜かれまくったものの、中盤以降、バカっ速い人にサクっと抜かれる以外、平均的なペースでは何とか走れているみたいです。気分的には全然乗れていなかったのですが、、。家に帰って、車載動画からラップタイムを見積もってみましたが、15~17秒辺りで苦しんだ9周目以降は12~13秒台で走れているみたいです。11秒にも入っているかもしれません。(メディアプレイヤーの再生時間で見積もってるから精度が秒単位。)ラップショットで記録できていたベストは1’12”06。
 まぁ、03CBRで走っていた頃(ベスト1'11"5)と比較すると、悪くは無いです。全然乗れていない感触にも関わらず走行一本目から12秒までいってるから。単純にストレートでタイムを稼いでいるみたい。そもそも、ぶっつけ本番、一本の走行でそれなりの結果を残す事自体に相当難があったみたい。次回以降、走り込めば更にレベルアップできるでしょう。   1ヘアを曲がる私。(撮影:ワイルドピッチ氏)う~ん、この間観た全日本の人みたいにはいかない、、、。
  A5枠にて筑波デビューのVFR王子さま。出だしかなり戸惑ったみたいだけど、終盤にはペースを掴みかけた??

 何か、ドッと疲れました。午後の走行のためにやってきたONDさんと話して、ワイルドピッチさん達と食堂で談笑しながらモツ定食を食べて、ホームセンターに寄り道して買い物をして、、、、
 午後の部、トミンに到着です!!「よっしゃ!」とログハウス前に車を停めて、カメラを持ってコースの方へ、、、。イマイチ気乗りがしなかったので走行はキャンセル。写真を撮ったり、走りに来ていたAをねらえさん、T@RRさん、のりぞうさん達と話してたりして休日をエンジョイしました!!
  想像を絶する大渋滞。GWは未だなのに、、、。
  わたげ~~。
  午後もトミンを走るVFR王子さま。偉い!!
  あの男がトミンに還ってきた!!あけましておめでとうございます。

撮影した写真はココにあります。
ご覧の通りの混み具合でタイムアタック!とかいう雰囲気ではなかったので、いつもみたいなフォーム解析データ的な写真は止めにして、「とにかくカッコよく!速そう!」に見える写真のアングルとかを研究してました。ワリと良い感じ???

ドラゴンスーパーコルサ累積走行時間
・フロント(SC1):6時間0分
・リア(SC2):3時間30分

2009年4月12日日曜日

ファイヤーガレージ・ライディングスクールに行ってきた。

 ファイヤーガレージのスクールに参加するのは2回目です。前回は一昨年の11月でした。何で足が遠のいたのか?唯一CBRで転倒したイベントだったので、ネガな印象が残ったのかもしれません。(筆者註:言うまでもありませんが、これは逆恨みでイベントのせいではない!)しかし、よくよく調べてみると先回スクール参加直後にベストタイムを更新しています。参加すれば何かヒントが得られるかも?という事で再び参加することにしました。ちなみに転倒したときの車載動画をYoutube上にUpしてあるのですが、これが私の動画の中ではダントツの再生回数でその数4000回超!(他のは100回に満たない、、、。)しかも星3個(意味不明)の勲章つき。皆さん趣味が悪い。
 今回は満員御礼だったらしいです。知り合いだと、ワイルドピッチさんやymaさん、VFR王子さまや梨塾モビスタCBRのKさんも来てました。
  車載カメラステーを09CBRに移植しました。以前のようなタンク固定は難しそうだったので今回はハンドルステーに装着。おあつらえ向きな穴(M5)があったので固定は楽チンで剛性も十分。ただ、ハンドルと一緒にカメラも動くのが???

◇一本目
 先回はBクラスだったのですが今日はAクラスでした。本当だったらば梨塾の後もう少し練習(慣熟)してから望みたかったのですが機会が取れず梨塾以来の走行になります。
 走行開始後、意識したのは誰か速い人の後ろについていく事。特に1コーナーは引っ張ってもらって(主にワイルドピッチさんを活用)ペースを思い出さないといけないなと思っていました。初めてのAクラスで皆に置いてきぼりにされたらどうしよう?と不安にも思いましたが、前に詰まる事もしばしば(タイムにして30~31秒台)。そんなこんなで一本目は30秒を切る辺り(忘れた)まで出ました。
 終了間際に聞けたコメント。「ブレーキング~寝かしこみの間に一瞬タメがある。それをなくしてスムースに出来ると良いよ。」フムフム。
◇二本目
 体の暖気も終わって、気合を入れて走行開始。でも、先回コケたのは二本目なので油断は禁物。上記のタメの無い寝かしこみを試してみました。実はこれまでは(特に最終コーナーでは意識して)寝かしこみ前に上体を起こして一瞬のタメを作っていました。その後、SRTTで言うところの3次元コーナリングで寝かしこむイメージ。それを改めて、ターンインポイントはそのままに、タメのストップ時間を限りなくゼロに縮めて滑らかにバンクさせてみました。するとどうでしょう!ラインはイン付きが早くなるラインに変わりましたが失速する事無く、ていうか以前よりも速いスピードでクルっと回れます。別にバンクが増えた印象は無いので不思議な感覚。最終コーナーでは立ち上がりラインが若干ワイドになってしまうようなので別途修正が必要なのかもしれませんがそのロスを差し引いてもコーナーの通過時間が体感して短くなった印象。おぉ、、、。
 色々と試行錯誤をしつつ走り終わってタイムを見てみると、ベストラップは29.23。昨年9月以来の自己ベスト更新!とはいっても0.03秒だけですが、、、。とりあえず03CBRの記録は抜きました。まだまだ余裕はあったので、このまま28秒台へ突入か?とか考えたりしました。
◇昼休み
 弁当を食べて一休みして、ラスト15分ほど走りました。走行台数が少ないのでアタックチャンスなのですが、食後だし、気負いすぎてもダメなのでコントロールしつつ、出たタイムは29.3で更新ならず。
◇スタート練習
 見てるだけ~~。
◇ブレーキ練習
 慣れない逆周りで中々ポイントが掴めず不完全燃焼。でも、ブリッピングでも半クラ逃がしでもシフトダウンは割りと上手くいくみたい。
◇三本目
 走り続けて疲れたのか、あと暑さがこたえ始めたのか集中力が乱れ気味でペースも伸びず、ベスト更新ならず。
◇四本目
 最後の一本。疲れてきたので課題走行に切り替えちゃおうかな?とか思いましたが、折角スクールに参加してイントラの人が見ててくれるのだから、それなりに頑張って問題点は指摘してもらうべきだろうとの判断から、タイムを狙う走りを継続。で、頑張って走るも、29.3とか4は出るのにその先が出ない、、、。終盤になって、この周はイケル!と頑張っていた周で転倒者が出てしまいました。あ~あ~、と思いながらもコースからは出ないで、ホームストレートイン側の停止スペースで復旧を待ちます。幸い、早々に走行再開できたので、気合を入れなおしてタイムアタック継続。
 走り出しはしたものの残り時間が数分しか無い事が気になります。ストレートではスタッフがチェッカフラッグを準備しています。(もう一周走らせて!もう一周!!)と最後まで攻め続けて、チェッカーが振られた最後の128周目でベスト更新(29.06)!!!
 何というか、イケイケ状態でした。コーナーでは極力失速しないようにタイミングを見極め、ストレートでは頑張って開ける。当初悩みの種であったストレート加速は今や頼りの武器です。まだまだ荒削りであったにもかかわらず、タイムは伸びました。
 いやー、嬉しかったです。いつもだったら、体のほぐれてきた二本目とかにそれなりのタイムが出て、その後はグダグダ、というのが僕のパターンで、今日もそのパターンか!?とか思っていたのに、よりによって、最後の一周でベストが出たので!!(マラソン効果でスタミナがついたのかもしれません。フフフ、、、。)そりゃもちろん、29秒が切れなかったのは残念ですが、多分もう時間の問題です。多分。
  最後のタイムアタックの一部始終。アウトラップを抜いて僅か4周(うち無効1周)。その気になれば、何とかなるもんだ!(でも、車載動画のクオリティには一考の余地が有るかも、、、。)

写真はココにあります。

ドラゴンスーパーコルサ累積走行時間
・フロント(SC1):5時間30分
・リア(SC2):3時間